マイクロ電子サービスが、最も自信を持っているのが「品質」です。電気的な品質ももちろんの事、ハンダの盛り具合や配線一本の曲がり方にもこだわりを持っています。
なぜ、そこまで細かい部分にもこだわるのか?それは、製作者全員が「マイクロ電子サービス」というブランド意識を持って、質の高い製品作りを心掛けているからです。嬉しいことに、今ではお客様にも「見積りはマイクロさんの方がちょっと高かったけど、品質が良いのでお願いします。」と言われることもあります。
では、品質の悪い製品とは、どういう事を指すのでしょうか?動作に影響を及ぼす危険な例をいくつか紹介致します。
まずは、「ハンダ不良」です。例えば、分厚い基板に部品を実装する場合、かなりの熱をスルーホールに与えてあげる必要があり、熱が不十分だとスルーの奥までハンダが流れていかず、ちょっとした衝撃や経年劣化で動作不良を起こす可能性があります。また、ハンダに熱を与えすぎてもハンダが駄目になり、同様の不良が起こるので注意が必要です。
あとは「配線の引き回し」も重要です。適当な引き回しでは、実装した部品や持った手がケーブルに引っかかったり、テスターに取り付けた際、周りの突起物に圧迫されてケーブルが断線してしまうこともあります。そういった事故を防ぐには、予め部品配置やケーブルの配線を考慮したレイアウトを行う必要があります。
製品によって注意する事項は様々です。お困り事やご心配がありましたら、ぜひ一度ご相談下さい。